【走行3000km】究極の所有感ハンターカブのインプレ

私は半年で約3000km、ハンターカブに(CT125JA55)乗ってきました。見た目からも感じる冒険心をくすぐるデザイン、レトロなスタイルと現代的な機能が融合したこのバイクに、いつか絶対買おうかな〜と思っていました。今回は実際に買って乗ってみての感想を、走行性能、快適性、取り回し、デザイン、燃費の5つの観点から詳しくお伝えします！

走行性能

ハンターカブに乗った瞬間に感じたのは、非常にスムーズな走行性能です。125ccのエンジンというと、やや非力な印象を持つ方も多いかもしれませんが、実際には全くそんなことはなく、必要十分なパワーが感じられました。街乗りから郊外の細い道まで、どんな場面でも力強さを感じることができました。

特に気に入ったのは、坂道やちょっとした登り坂でもパワフルに走り抜けられる点です。標準的な125ccバイクにありがちな「ちょっと物足りないな」と感じる場面が少なく、むしろ全体的に軽快で非常に楽しく走ることができました。加速もスムーズで、クルージング中の速度維持も非常に安定しています。

また、オフロードでの走行性能も抜群でした。未舗装の道を走る際も、タイヤとサスペンションがしっかりと路面の凹凸を吸収し、安定感があります。前後のサスペンションがしっかり機能し、段差を越える際にも振動が少なく、快適にオフロードを楽しむことができました。

快適性と乗り心地

ハンターカブのシートは、最初見た時は少し固いかなと思ったのですが、実際に乗ってみると意外に快適でした。長時間座っていてもお尻が痛くならないので、ツーリングにも向いています。シート高も程よく低いため、足つきが非常に良いです。私の身長（174cm）でも、足をしっかりと地面につけることができるので、信号待ちや渋滞時にバランスを取るのも楽です。

(でもシートカバーつけちゃいました…ないよりはやっぱりあったほうが良い…)

また、ライディングポジションも非常に自然です。ハンドルが適度に高く、腕に負担がかかりにくいので、リラックスした姿勢で乗ることができます。疲れにくく、長時間のライディングでもしんどくならないのが魅力です。

取り回し

ハンターカブは、思っていたよりも軽量で、取り回しが非常に楽でした。特にバイク初心者の私にとって、重すぎず軽すぎない絶妙なバランスが取れています。大型経験者なら軽すぎてびっくりします。駐車場でのバイクの移動や、ちょっとした方向転換もスムーズに行えるので、街中での取り回しがとても楽です。

オフロード走行でも、バイクの取り回しのしやすさが光ります。重心が低く、バイクのバランスが良いため、オフロードでも安定して走行できます。泥道や坂道でも安心して操作できました。

デザインとフィーリング

ハンターカブのデザインは、やはり見た目の無骨感が大きな魅力です(色々いじってしまっていますが)。クラシックなラインや、リアに付いた特大キャリアは、非常に気に入っています。特に荷物を積むのにも便利で、キャンプ道具やバッグをしっかりと載せることができるので、ツーリングやキャンプの際には非常に重宝します。

さらに、CT125の走行中のフィーリングが楽しいのも特徴です。エンジン音も控えめで、余計な騒音がないため、自然な走行音が心地よいです。また、道路を走るときの振動も少なく、バイクの安定感がしっかり感じられるので、どんな道でも快適に走れる印象を受けました。

燃費

CT125の燃費も非常に良好で、ツーリングをしているときにもガソリンの心配をほとんどすることなく走れました。タンク容量は5.3リットルと小ぶりですが、燃費が非常に良いため、1回の給油で十分な距離を走ることができます。

実際、約50km/Lの燃費性能を発揮しており、長距離ツーリングでもガソリン代を気にせずに楽しむことができます。

トータルな印象

実際に乗ってみたCT125の印象としては、非常にバランスの取れたバイクだと感じました。見た目が好きで買いましたけど、街乗りもオフロード走行も快適で、バイク初心者から経験者まで、幅広いライダーに楽しめる要素があります。特に、キャンプやツーリングに出かけるライダーにはぴったりなバイクだと思います。

デザイン、走行性能、快適性、燃費など、どれも高水準で、さらにホンダらしい耐久性の高さも感じられます。普段使いからアウトドア活動まで、さまざまなシーンで活躍するバイクとして、非常に魅力的です。

もし、バイクを選ぶ際に「走る楽しさ」「快適さ」「デザイン」を重視しているのであれば、ハンターカブは間違いなくおすすめできるバイクです。非常に軽快で、どこにでも行ける感覚があり、乗るたびに新しい冒険をしたくなる、そんな魅力を持った一台です。