原付2種を買う前に後悔しないために

原付

原付2種(125cc以下のバイク)は、コスパの良さや軽快な走りで人気ですが、購入後に「こんなはずじゃなかった…」と後悔する人も少なくありません。
この記事では、原付2種を買った人がよく感じる「後悔ポイント」を5つ紹介し、対策とともに解説します。

私の周りでよく聞く不満ポイントをまとめてみました!

パワー不足を感じることがある

125ccは街乗りには十分ですが、高速道路を走れないため、長距離ツーリングでは物足りなさを感じることがあります。

例えば、幹線道路やバイパスで流れが速い場所では「もっと加速が欲しい」と思うことがあるでしょう。また、高速道路に乗れないため、長距離移動時には遠回りを強いられることも。

坂道では特に感じる不満ポイント…

【対策】
・余裕を持った走行計画を立てる
・パワーのある車種(MTならGSX-S125、スクーターならNMAXなど)を選ぶ
・ツーリングなら下道ルートを工夫する

積載スペースが少なくて不便

125ccバイクはスクーター以外、ほとんどが積載スペースに乏しいのがデメリットです。

スクーターならシート下収納がありますが、MT車はほぼ皆無。荷物を運ぶ際にはリアボックスやサイドバッグの装着が必要になります。

後付けで取り付けられるボックスがあると、収納力が増します!

【対策】
・リアボックス(30L以上推奨)を装着する
・タンクバッグやシートバッグを活用する
・ツーリング時はコンパクトな荷物を心掛ける

燃費はいいが、給油頻度が多くなる

125ccバイクは燃費が良いですが、タンク容量が小さいため、給油の頻度が多くなります。

例えば、10L以上のタンクを持つ大型バイクと違い、125ccクラスのタンクは5L〜8L程度が一般的。リッター40km走れるとしても、給油は200km前後で必要になります。

燃費がいいのは利点ですが、結局給油頻度は普通のバイクと変わらない…

【対策】
・燃費の良い車種(PCX、クロスカブなど)を選ぶ
・給油タイミングを意識して早めに補給する
・ロングツーリング時はガソリンスタンドの場所を確認しておく

二段階右折や30km/h制限がないが、ルールを誤解しがち

125ccは法的には「普通自動二輪」扱いですが、50ccとは違う交通ルールを正しく理解する必要があります。

例えば、二段階右折の義務がなく、制限速度も一般道では50km/hですが、原付の感覚で運転すると誤解しやすいです。また、一部の標識は「125ccも対象」なので、標識をよく確認することが大切です。

【対策】
・購入前に125ccの交通ルールをしっかり学ぶ
・「二段階右折不要=安全」と思い込まず、慎重に右折する
・標識をしっかり確認し、違反にならないよう注意する

原付のみ走行禁止と思いきや、125cc以下も走行禁止の場合もあります!

保険の加入を忘れると大変なことに

原付2種は任意保険の加入が必須ですが、50ccのように「自転車の延長感覚」で乗ると無保険のリスクがあります。

特に、ファミリーバイク特約を利用しない場合、専用の任意保険に加入する必要があります。無保険で事故を起こすと、取り返しのつかない負担を負うことになりかねません。

【対策】
・購入前に任意保険の見積もりを取る
・家族がいる場合は「ファミリーバイク特約」を検討する
・万が一に備えて対人・対物補償をしっかりつける

「任意」保険という名前ですが、加入必須の保険だと言い切ります!

後悔しないために知識を持ってバイクを選ぼう

原付2種は維持費が安く、気軽に乗れる魅力的なバイクですが、「思っていたのと違う…」という後悔を防ぐために、購入前にしっかり情報を集めることが大切です。

・パワーが足りない? → 高速に乗らないと割り切る
・積載が少ない? → リアボックスをつける
・給油が面倒? → 燃費のいい車種を選ぶ
・ルールが分かりづらい? → 事前に学習する
・保険は? → 必ず加入する

これらを意識すれば、125ccバイクを快適に楽しめます!

ぜひ、自分のライフスタイルに合った原付2種を選んで、安全で楽しいバイクライフを送りましょう。

他にも原付2種にまつわる記事を書いてるので、見てみてください!!

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