運転中、横断歩道に差し掛かったとき――。
歩行者がゆっくり渡る中で、ほんの少し小走りしてくれる人に出会ったことはありませんか?
以前インスタに載せた動画で、ある程度(自分の中では)の反響がありました。

たったそれだけの動作に、運転手として「ありがとう」と思わず心でつぶやく。そんな経験、きっとあるはずです。

バイクを運転してて幸せな気持ちになれる瞬間…
その行動がなぜ嬉しいのか

結論から言えば、それは「思いやりが感じられるから」です。
交通ルールとしては、歩行者はゆっくり渡っても問題ありません。実際、歩行者優先が大前提です。
それでも、少しだけ急いでくれる――この姿に、「自分も誰かの時間を大切にしたい」という優しさがにじみ出ているのです。
動画の場合は信号が点滅してたから…?というのもありますが、、、
ドライバーとしての本音
「急がなくていいよ」と思いつつ、内心では助かってる。
そんな気持ちになる瞬間ってありますよね。
車やバイクは基本的に時間で動く乗り物。通勤中、配送中、子どもの送り迎え中など、「1分1秒を争う」こともあります。
そんなときに歩行者が小走りしてくれると、「気を使ってくれてありがとう」と思えるのです。
もちろん義務ではない

ここで誤解してはいけないのは、小走りすることが“当然”ではないということです。
あくまで交通ルール上は、歩行者が優先。ドライバーは止まって待つ義務があります。
歩行者の立場 | ドライバーの立場 |
---|---|
優先権あり。急ぐ必要はない。 | 必ず一時停止し、歩行者を優先。 |
手を上げたり、お辞儀する人も。 | アイコンタクトで合図する人も。 |
第十二条 歩行者等は、道路を横断しようとするときは、横断歩道がある場所の付近においては、その横断歩道によつて道路を横断しなければならない。
引用:警察庁

横断歩道において、歩行者優先は絶対です!
感謝が生まれる不思議な瞬間
それでも、あえて小走りしてくれる人に出会うと、ドライバーの心がじんわり温かくなるのです。
ほんの数秒の「配慮」が、立場を超えて感謝を生む。これは現代社会における希少なコミュニケーションのひとつだといえるでしょう。
こういう人がもっと増えてほしい
私たちが見習うべきなのは、その気遣いの精神です。
「自分のことだけではなく、相手の状況も考える」――そんな人がいることで、世の中は少しずつ良くなっていくはず。
他人のことを考えられる人って、運転だけじゃなくて、仕事や人間関係でも頼りになる存在ですよね。
あなたも“あの人”になれる
横断歩道を渡るとき、ちょっとだけ小走りしてみると、小走りしたこっち側も幸せな気持ちになります!
それは私のような誰かにとって「見ず知らずの優しさ」になるかもしれません。
まとめ:思いやりが生む社会の余白

横断歩道で小走りする行為は、法律でも義務でもありません。ですが、人と人との思いやりが生む“余白”です。
車やバイクと人という立場を超えて、「ありがとう」が行き交う社会。
そんな光景が、私たちの日常にもっと広がれば、通勤のイライラも少し和らぐかもしれませんね。
この行動が広まれば、無理な横断やクラクションの応酬といった不快な場面も減るはず。
まずは自分から、“譲り合う心”を持ってみませんか?

みんながハッピーになれる
「優しさが、走るこの街、この道路」
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